ティーンエージャーよ、悪を愉しめ 厭世作家 抱懐せし崩壊 ばら色の頬に慈しみを カアテンは悲鳴を包むけど 好きな子ほど苛めたいものさ 自虐めく論争の行く末 歓喜を叫ぶムンク 告別までの指きり 微笑むように裏切り慈しめ 囁くように騙し愛しめ 諸君、美しく騙されたまえ とろけるような執拗な甘さで エンパイア・ステート・ビルから飛び降りろ! 酷薄に甘い告白 僕らは生きるに愚かで純粋すぎた 三行詩より愛を込めて 永遠の朝は薄暗く 君は無垢ゆえに罪なのだよ 欺け騙せ誑かせ 弔いの風は指先に 喋るな黙れ従え誓え 苛虐的な愛の日々 歓喜を呑み欲す喉 瞼の裏に咲く花よ華 愛しさゆえの迷走劇 これは一種の戦争である 懺悔有情 約束は破るべくして指を切るので 心臓よ、鼓動はまだか お前の不幸は僕の幸福なのさ 我が血となれ糧となれ 愛していたさ、それを誓う程度には 暮れなずむ帰路に続きがあったなら スーサイドにはうってつけの日 さらば青春、別れはかくも儚し |